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東日本大震災の不動産市場への影響について【レインズより】

不動産業者専用のHP「レインズ」を
運営しているところの会報誌の興味深い記事を
お伝えします。

結論を先に言うと

・被災地周辺のエリアの賃貸物件は品薄
⇒ 地震や津波の影響で、近隣エリアの賃貸物件へ引っ越しため

・首都圏の中古住宅は在庫増
⇒ 地震や原発等の先行き不安で、購入意欲が減少?

・地震以来、旧耐震は選ばれなくなったのか?
⇒ 中古戸建ては新耐震を買う人が増え、マンションは影響なし

以下、詳しく解説してきます。

■東日本大震災による市場への影響について

岩手・宮城・福島・茨城の太平洋沿岸4件の
賃貸マンション・アパートの在庫県数が3月末一気に減少。
5月末 3,832件(前年同月比45.1%減)
2月末 8,082件と比べて52.6%減。

地震や津波で家を失ってしまった方達が一気に
近隣の空いていた賃貸物件へ引っ越しをされたものと
思われます。

仙台でも物件不足という話も耳にしました。
不動産会社はフル稼働だったようです。

大きな地震が発生した場合は、被害が少なかった近隣地域へ
ひとまず引っ越すというのが基本になのかもしれません。
ただ今回は津波と原発の影響が大きすぎました。

■首都圏の中古住宅は在庫増

中古住宅(中古マンション・中古戸建て)の
売物件の在庫県数が増加中です。

2010年12月 約52,000件
2011年1月  約54,000件
2011年2月  約54,500件
2011年3月  約55,000件
2011年4月  約56,500件
2011年5月  約58,000件

本来は、引っ越しの多い3月、4月に
在庫が減少していくところだったのですが
大地震で在庫が減っていません。

栃木県某市を例にあげると、
2月時点のマンション在庫は7月時点で
3倍にも増えていました。

ただし、エリア別にみると都心や駅近物件などでは
品薄になっているところもあります。
山手線、田園都市線、東急線、中央線、副都心線などの
主要駅に近いところの物件は物件の動きが速いです。

要するに、購入する物件のエリア的な選別が
進んでいるということだと思います。

■旧耐震か新耐震か?

新耐震を選ぶ方が中古戸建ての場合、
79%から83%へ増加(2011年1月と5月を比較)。
多少ですが、旧耐震の一戸建てを購入することを
避ける方が増えているのかもしれません。

立地が良ければ、耐震改修などをして・・・という考えも
出るのでしょうけれど、構造自体が不安だと厳しいです。

マンションの場合は、ほとんど
変化は見られませんでした。
79.1%から79.3%(2011年1月と5月を比較)。

マンションは、業者が買い取ってからリノベーションして
再度販売するという手法が旧耐震マンションでは
主流になっていることも影響しているのかもしれません。

耐震性というよりも、箱(コンクリート)がしっかりしていれば
室内はどうにでもなるということなのかも。
特に耐震性は目に見えないですからね。

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