(2013年は不動産業界は笑顔の年?)
2012年の不動産業界で変わったこと。
2012年も終わりました。
不動産業界で何が変わったのか、
(個人的)ベスト3をご紹介します。
■1位 史上最低の住宅ローン金利
住宅ローン金利は過去最低のレベルまで
下がりました。
変動金利では0.7%。
35年固定でなんと2%を切りました。
5年前の10年固定の水準です。
2012年に住宅ローンを固定金利で組めた人は
得しそうな気がします。
変動金利を選んだ人は、、、
早めに固定に切り替えたほうが
よいかもしれません。(かも)
■2位 購入者の予算が減少
予算5,000万円⇒4,000万円
予算3,500万円⇒3,000万円
あくまでも現場での肌感覚なのですが、
マイホーム購入者の予算は減少していますね。
平均年収も減り、終身雇用も崩れてます。
日本を代表する企業と言われた
シャープやパナソニックでさえも危ない。
35年の長期のローンを組むわけですから
そりゃあ当然慎重にもなりますよね。
■3位 低価格の新築物件が主役に
住宅ローン金利は最低、予算は減少、
当然の流れとして低価格の不動産が主役になりました。
いわゆるパワービルダーの新築戸建てです。
新築なのに2,000万円台、3,000万円台と
中古価格と同等レベルです。
土地や建物面積が小さく
販売価格を下げるのがトレンドでした。
■2013年はどうなる?
政権交代がきっかけで
株価は急上昇、円安方向に潮目が
変わりつつあります。
不動産、建設関係の株価も急上昇してます。
REITも大幅上昇。
このままいけば、
住宅ローン金利は上がりそうな気配です。
不動産価格も下がる理由は少ないです。
(よほど売れない立地は別ですけれど・・・)
消費税の増税もありますので
2013年は不動産の取引が活発になると
思います。(希望的観測も込めて)